LEVI’S VINTAGE CLOTHING 1947年モデル 501XX CONE DENIM WHITE OAK 12oz 1年5か月 洗濯後
前回のレポートはこちら : LEVI’S VINTAGE CLOTHING 1947年モデル 501XX CONE DENIM WHITE OAK 12oz 1年5か月 洗濯前
LVC こと LEVI’S VINTAGE CLOTHING 1947年モデル 501XX の穿き込みレポートです。トータルで1年5か月穿き込みました。
前回のレポートでは、洗濯前の状態をレポートしました。今回は、洗濯後の状態を見ていきたいと思います。前回の洗濯から約7か月間、洗わずに毎日穿いていました。それでは早速どうぞ。
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洗濯後の全体の色落ち(正面)

洗濯後の正面の写真です。前回レポート時と同じ場所で写真を撮ったのですが、微妙に日光の入り方が違うため、ジーンズ全体の明るさが違って見えます。そのため、洗濯後の変化もちょっとわかりづらいかもしれません。
ちなみに、洗濯の方法は、セカンドウォッシュの時と同じく、Heddels DENIM WASH を使用して、漬け置き洗いで行い、脱水のみ洗濯機を使用しました。
新品で購入してから、1年5か月の穿き込みですが、インディゴが落ちにくい洗剤を使用して洗濯していること、洗濯機を使わずバスタブで漬け置き洗いをしていること、トータルの洗濯回数が4回ということもあり、まだ全体的にインディゴが残っており、色が濃い状態です。
腰回りのヒゲの色落ちや太もも部分の色落ちは、徐々にですが進行してきたと思います。色落ちしてる部分は少しグレーがかっていて、まだインディゴが残っているように思えます。
自然な色落ちが好きなので、太ももやヒゲを手やたわしでこする、スクワットをするといったような、意図的に色落ちを促進させるようなことは一切していません。太もも部分の色落ちは、穿いていて太ももと生地とが擦れる部分が自然に色落ちした感じです。このジーンズを穿いているときは何も考えずに、日常着としてただひたすら穿いていました。
洗濯後の正面のアップ

フロント腰回りのアップです。腰回りにヒゲが出てきて、穿き込まれた年月を感じさせます。貫禄が出てきました。左の前ポケットにはスマホを入れていますが、スマホのアタリはうっすらで、思ったよりも出ていません。
シャープなヒゲと、左ポケットまわりの無造作な使用感が溜め息が出るほどカッコイイです。
洗濯後の全体の色落ち(背面)

後ろ側の全体像です。ラフに折り曲げていた裾は、地面に擦れて破れて穴が開いてしまいました。右のバックポケットにはホワイトハウスコックスの二つ折り財布、左のバックポケットには同じくホワイトハウスコックスのパスケース
を入れています。バックポケットは左右どちらも穴が開いていしまいましたが、それがまたたまらなくカッコイイです。
バックポケットは、今のところ機能面には問題がないので、リペアはせずにこのまま穿き続けようと考えています。穴が広がりすぎて、ポケットから財布が落ちてきてしまうような、ポケットとして機能しない状態になったときに、リペアを検討しようと思っています。
洗濯後の背面の色落ちアップ

背面のアップです。全体的にインディゴが残っていて、色が濃いのに対して、バックポケットはインディゴが落ちて強くアタリが出ているため、色が残った部分と色落ちした部分とのコントラストが美しいです。また、革パッチの下の、生地の縫い合わせ部分 (ヨーク) に、パッカリングが出て、強く凹凸に色落ちしているのもポイントです。
革パッチ

革パッチのアップです。大きな変化はありませんが、全体的に黒ずんできて、こちらも貫禄が出てきました。ツーホースマークのロゴ、文字の配置のバランス、501XX のフォント、など、全く無駄のない、黄金比を感じさせるような洗練された美しいデザインです。
また、飴色に変色した革素材、革に印字するのに使用された赤いインクや、革パッチを縫い付けているオレンジのステッチ、それらの色とインディゴ染めのデニム生地との親和性の高さ、その計算され尽くしたかのようなバランスの良さに思わず見入ってしまいます。まるで美術館で1枚の絵を見ているかのようです。
片面 Big"E" 赤タブ

右のバックポケットに付く赤タブのアップです。4回目の洗濯を経ても、結局ヴィンテージのようにクルンと丸まることはありませんでした。自己主張の強い赤タブです。じっくりとですが、この赤タブも少しずつやれてきていて、フチの部分が少し毛羽立ってきました。
インディゴブルーのデニム生地、オレンジ色のステッチ、白抜きの刺繍の赤いタブ。これらの配色のバランスの良さは、まるで計算され尽くしているのではないかと思ってしまうほど親和性が高いです。
左足ヒザ裏のアップ

左足側のヒザ裏部分、いわゆるハチノスと呼ばれる色落ちのアップです。セカンドウォッシュでシワの入り方が少しズレたような気もしますが、そこまで致命的な大きなズレはなく、順調に育っていると思います。
1年5か月の穿き込みに対して洗濯回数4回と、比較的洗濯回数が少ないため、ハチノスはそこそこ出ていますが、以前と比べて、1日あたりの穿き込み時間が短くなったことと、それまで徒歩と電車だった移動手段が、車メインの生活に変わってしまったことによって、このヒザ裏のハチノスの色落ちの進み具合はかなりペースダウンしたように感じます。
右足ヒザ裏のアップ

こちらは右足側のヒザ裏のアップです。こちらも順調にハチノスが育っています。左足側のヒザ裏と比べて、こちらの右足側のヒザ裏は、セカンドウォッシュ後のシワのズレがほとんどなかったように思います。
まとめ
LEVI’S VINTAGE CLOTHING 1947年モデル 501XX の 穿き込み1年5か月 洗濯後のレポートでした。洗濯して、色が落ちている部分やアタリがよりハッキリとして、メリハリが出てきました。今後は右前ポケットのスレーキのリペアを念頭に置きつつ、また引き続き、大事に穿いていこうと思います。
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